※マナの詩※

水晶玉のイベント最後で、マナにきれいな石を渡すと、お礼として詩を一つ聴かせてくれます。
この詩はどれを選択しても、その後のイベントやEDに直接関わりはないので、好きなものを選んで構いません。
詩を聞くと、そのパーティとの出会い方、EDへの道のりのヒントを得ることが出来ます。

ちなみに、「一路の詩」はそのグループのEDが一種類、「別路の詩」はそのグループのEDが二種類あるという意味です。


一路の詩
女盗賊の詩
獣人の詩
ドラゴンの詩
魔王の詩

別路の詩
勇者の詩
騎士団の詩
魔法使いの詩
研究家の詩
伯爵の詩


一路の詩


女盗賊の詩(女盗賊グループ)

この物語のヒロインは、美しくしなやかな獣のようなひとりの女盗賊よ。
自分の腕とかしこさで、力をちゃくちゃくたくわえて、めざすは果てなく大きな野望。
町に巣くう巨大な悪は、彼女の道を立ちふさぐ。大きな夢はかなうかしら?
彼女の役に立つものは、盗賊ごのみの軽い武器。便利な道具もあればよし。
けれどもきれいな宝石や香水、ドレスも役に立つ。彼女の強さは美しさだから。
この町を手に入れた後も、彼女の野望は果てしない。いったいどこまで続くのか。
しなやかな獣の大きな野望。それを見とどけることは、けっこう楽しい物語かもね。




獣人の詩(獣人グループ)

深く大きな森のなか。大きな耳とシッポを持った人間になりたい女の子。
彼女はまるで猫のよう。むじゃきで気まぐれ、考えなし。後先かまわず、かけまわる。
好きなものは、食べ物や、またたび、面白いおもちゃ。むずかしいモノはほしがらない。
彼女は猫のようだから、言ったことはすぐ忘れ、そのくせ、甘えた猫なで声。
けれども彼女は猫のよう、本人とてもしあわせだから、じっとあなたも見てあげて。
森のけものは、人間が思うほどには不幸じゃないの。物語はきっとハッピーエンド。




ドラゴンの詩(ドラゴングループ)

ドラゴンの詩は、タマゴから生まれる物語。
物語をはじめるためにはタマゴを見つけにいきなさい。きっとあなたを待っている。
もしもタマゴを見つけたら、裏庭にあるリンゴの木に、そっとタマゴをおきましょう。
そこからきっと生まれるわ。ステキな冒険の物語が。いつかかなう空飛ぶ夢が。




魔王の詩(魔王グループ)

魔王の詩は、夜からはじまる物語。
夜の闇を恐れずに、夜中の世界を歩いてみれば、きっと彼に出会えるわ。
魔王にならんとする彼は、闇と魔のなかに生きている。
彼の助けをしたければ、呪われた武器や闇の品。恐れずそろえておきなさい。
彼に会えるは闇のなか。夜中にじっと待ってなさい。きっと訪ねてきてくれる。
彼の進むは、血ぬられし道。中途半端な気持ちでは、ともに歩んでゆけはしない。
誰にも見せない彼の心。それを開いてみせることは、あなたにだってできるかしら?






別路の詩



勇者の詩(勇者グループ)

伝説の勇者は扉をあける。たとえあなたが望まずともね。だって勇者なんだから。
怪物たおし、宝の箱あけ、勇者はどんどん進むもの。
勇者の好みは、剣やヨロイ。ほかのものにはキョーミなし。お店においておくことね。
勇者はいつか魔王を倒す。だって勇者なんだから。勇者の敵は怪物じゃないの。
勇者のおしまいは、ハッピーエンドとは限らない。でもね、悲しむことないわ。
だって勇者なんだから。



騎士の詩(騎士団グループ)

この詩は、おとぎ話の世界のような、お城と騎士とお姫さまの物語。
固く閉じられし王城の門。けれども騎士となかよくなれば、重い扉がひらくでしょう。
お城に入れば、王様、大臣、おとぎ話の世界のような人々と出会うでしょう。
そして、お城の一番奥には、鳥カゴのなかの小鳥のような、とても美しいお姫さま。
騎士の夢を助けたければ、必要なのは武器やヨロイ。できれば気高きものがよし。
この物語のおしまいは、おとぎ話の世界のように、騎士と姫さま結ばれる?
それとも、誰かステキな人と、別の物語をつくるかしら?現世を生きる騎士らしく。
それは誰にもわからない。二つの道にわかれている若い騎士の物語。




魔法使いの詩(魔法使いグループ)

町はずれの古い塔。古い書物とガラスびん。修行と研究にあけくれる。
毎日毎日あきもせず、考えてるのは同じこと。ほかのものには目もくれない。
ほしがるのもそんなもの。古くてむずかしい本か、魔法の材料、そんなのばかり。
そんな姿をじっと見る、けなげな女の子がいても、彼はちっとも気がつかない。
若いふたりのほのかな思い、それは恋というには、まだまだ幼いものだけど・・・
あきれず怒らず見ててあげて。恋の果実がみのるには、誰かの助けが必要だから。




研究家の詩(研究家グループ)

昔、小さな女の子が、1冊の本に出会ったとき、それが物語のはじまり。
その女の子は熱心に勉強して、いろいろ苦労もあったけど、いまではりっぱな研究家。
あけてもくれても、考えているのは、いつも研究のことばかり。
古い書物や工芸品。ほかの人が見むきもしない、そんな品に大よろこび。
彼女はステキな人だけど、研究以外のすべてのことがまったくできないのが不安。
けれども安心していいわ。割れナベ閉じブタ、世の中結構うまくいくものだから。




伯爵の詩(伯爵グループ・Vハントグループ)

伯爵サマは夜の貴族。闇の世界に生きるかた。おかげでちょっとヘンだけど。
好きなものは、闇のもの。あやしい品を好んで欲しがり、それを美しいという。
伯爵サマの美意識は、ほかとはちょっと違うみたい。だからびっくりしないでね。
伯爵サマに見そめられると、しつこくつきまとわれるけど、あんまり気を悪くしないでね。
伯爵サマは大マジメ。みんなと常識ちがうから。決してそうは見えないけどね。
伯爵サマはひたむきだから、自分のそばの小さな花に意外と気がつかないみたい。
それを教えてあげてもいいし、あなたが伯爵夫人になるのも、それはそれでいいかもね。
夜の貴族の物語は、いっけん奇妙に見えるけど、本人たちはハッピーエンド。